自社の決算内容を分析する意義とは何か?(研修開催を終えて一言)

先般、都内のあるセミナー会場で、グループトーキング形式での120分間に亘る研修の講師を務め参りました。1グループは5名前後から成り、合計30名弱のセミナーでした。都合によりオンライン参加者の方も数名おりましたが、今回は当日の発表対象者からは外させて頂きました。

さて、今回のテーマは、「自社の決算書を紐解くこと」にありまして、過去10期分と直近の6ヶ月中間決算の2期分の財務分析表をこちらで予め用意して、参加者の皆様に対し、率直に自分が感じたこと、気付いたことを箇条書きでまず挙げて頂き、その上で財務面での強みと課題について、考えて頂くことを課題として実施しました。

今回のセミナー受講者の方々は、某大手上場企業の主要子会社に所属され、今回はその上場親会社の連結決算を分析対象にして、皆さんで一緒に考えることを主眼に、各グループ内でできるだけ積極的に発言して頂き、また課題に対する発表も、各グループからリーダーの方が順次発表していくスタイルとなりました。

参加者の方々は、日頃より業務の観点では、決算書や財務諸表に接する機会の少ない方が多く集まっておられましたが、当日は上記の与えられた課題に対して果敢に挑み、自分なりの考えを披露して、各々のグループ討議に臨まれているという印象を持ちました。

自社の決算書をまじまじと見る機会がない方々にとっては、新鮮な感覚を持たれたのではないかと思います。直近の損益の状況は知っていても、具体的なバランスシートの実態までは見られたことはないかもしれません。しかも10年間の推移を辿るのはそれなりに財務分析の醍醐味でもあります。

会社が出されている中期経営計画の内容にも少し触れ、同時に決算説明会用の資料にも触れて、できるだけ参加者の皆様に、自社の決算について興味と関心を持って頂きたいというのが、講師としての願いであり、希望でした。

弊社では斯様なグループトーキング形式での皆で考える研修も開催しておりますので、ご用命のある方は、弊社までお気軽にコンタクト頂ければ幸いです。

リスク管理コンサル 髙見 広行

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