法務研修4回シリーズ無事終了!

この度、ある大手メーカー様から今年受注を受けました「法務研修」が無事完了しましたので、報告致します。

同社の経営陣が契約管理リテラシーの向上・改善を目指して、弊社宛に正式に研修開催のご相談を受けたのが、昨年の年末頃。それから研修内容の具体的な検討、並びに実施時期等について協議を重ねて、3月に基礎編2回、4月に実践編2回の合計4回に亘るシリーズ物として企画・開催されました。

今回の研修参加者は、役員から役職者社員の方々を主体に約30名から成り、対面形式の際には、規模感としては丁度適度な人数であり、講師としても非常に議論を進めやすかったという印象を持ちました。

第1回と第3回は、90分間の座学形式でのチームス開催スタイルを取り、第2回と第4回は120分間のグループディスカッションを採り入れたケーススタディー形式での対面開催を取り、社内で契約管理の実務を遂行する上での基本的事項を中心に、極力分かりやすい平易な言葉を多く使用した教材作成に心掛け、取っ付きにくいイメージのある「契約書」について、馴染みを持って頂けるよう工夫を凝らし、また、研修の中では多くの方から発言して頂く場面・機会を設けて、各自が研修に参加しているという実感を持って頂けるような雰囲気作りに努めました。

更に、ケーススタディーでは、実際に同社で過去に締結した契約書を社名を伏せた形でサンプル教材として使用したことも、非常に効果的でした。

今まで実務上、契約書の中味をじっくりと読み込んだことのない方々におかれては、極めて新鮮な体験をして頂けたのではないかと自負しております。

そして何よりも、契約書の持つ意味を正しく理解すると共に、取引先の相手方から提示されてきた書式の契約書を、そのまま鵜呑みにして承諾するという受け身の姿勢でなく、締結前にきちんと社内でチェックを行うことの重要性を強くアピールさせて頂けたことは、参加者の方々にそれなりにインパクトのある内容として受け止められたのではないかと感じています。

社内の法務部署や顧問弁護士に丸投げするのではなく、営業部署や製造部署の方々も、契約書の基本事項を理解し、常に問題意識を持つことは極めて重要であり、そのような法務管理(契約管理)リテラシーを有した社員を多く持つ会社様は、リスク管理レベルが高い会社様として、高く評価できると考えます。

今回の研修の企画・開催を通じて、弊社自身もまた一つ貴重な経験を積むことができました。改めてこの研修業務を弊社に発注して頂きました会社様には心よりお礼を申し上げます。

リスク管理コンサル 髙見 広行

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