京橋にある老舗てんぷら屋の存在感

皆さん、お変わりなく、お元気でお過ごしでしょうか?

本日は、先日妻と2人でランチで訪れた、都内では極めて高い評価を得ている老舗のてんぷら屋「深町」をご紹介させて頂きます。

当日はあいにくの雨模様の天気で、雨足が少し強くなってきた開店時間の午前11時30分少し前に店に到着、少し外で待ってから、開店時間とほぼ同時に入店し、奥のカウンター席に座りました。勿論、事前予約制であり、店内は、コの字型のカウンター席12席、対面テーブル席2つの4席の計16席の小規模な店構えです。訪問当日は、アジア系外国人の方が全体の客の過半を占める状態で、最近のグルメ情報の世界への浸透度合いの凄さを痛感しました。

メニューは、お好みでもオーダーはできるようですが、基本3つのコースが予め用意されていまして、税抜きで8,000円、10,000円、13,000円の価格設定になっています。特に売りの具材はウニのようで、私共もたまにしか来れないという理由で、そのウニを含む最上級のコースを選択して、贅沢且つ一流の天ぷらの味を、暫し堪能して参りました。

深町の天ぷらの特徴は、脂っこくなく、実に絶妙なサラリとした揚げ方にあり、何とも言えないサクサク感を味わうことができることにあります。味付けには、塩と天ぷらつゆが用意されているのですが、それに加えレモン汁もあり、具材によりバラエティーな味付けを楽しむことができます。今回、個人的に印象に強く残った具材としては、上述のウニの他に、キス、帆立、そしてやはり江戸前の具材として欠かせない穴子を挙げることができます。そして、最後の締めの天丼と赤出汁、お新香の組み合わせがまた絶妙で、満足感を一層高めるメニュー構成になっています。

ランチでありながら、やはり我々夫婦にとって、料理を楽しむ上でアルコールは欠かせないということで、最初のビールに続き、山口県の名酒「貴」をオーダーし、上質の天ぷらとのコラボレーションを満喫して参りました。

歴史と伝統を感じさせる店内の厳かな雰囲気と共に、貫禄と風格のある店主のカウンター奥での佇まいを目にして、この店の老舗の味が自ずと生み出されている土壌がそこにあると強く感じました。

またいつの日か、訪れてみたいと思わせる、素晴らしい天ぷらの名店だと思います。