無事に終わったピアノ発表会を振り返って

今月1月13日土曜日の午後にサントリーホールブルーローズで行われた今年のピアノ発表会。無事に、娘との連弾、そして娘のソロ演奏が終了しました。

私自身、13日の演奏会終了後から翌日14日終日にかけて、完全に抜け殻のような感じで、無気力の状態で自宅で時間を過ごしました。疲れもそうですが、集中して本番に臨んだので、その反動だったかもしれません。

それにしても、ピアノとは本当に難しい楽器です。ヴァイオリンとは異なり、誰でも簡単に音を出せる楽器ですが、それだけに音色は千差万別、弾き手の想いと感情によって、大きく曲のイメージが異なってきます。

今回の娘との連弾「ショパンピアノ協奏曲第1番第2楽章より」の演奏結果を点数化すると正直100点満点で85点、少し評価が自分に甘いかもしれませんが、途中ハプニングにもめげず、演奏を中断することなく、最後まで感情を込めて弾き切れたことが高得点の理由ですが、マイナス要因は、最後のクライマックスの場面での私のパートでの和音の一部弾き間違いがあったことに尽きます。これは本当に残念でした。直前のレッスンではこの部分は全く間違えることなく、自信を持っていただけにショックでした。それと、連弾相手の娘との呼吸、間合いというか、弾くタイミングがずれている部分があり、それは反省点でもあります。

逆に、娘のソロ演奏「子犬のワルツ(ショパン)」の方は、ほぼ完璧に近い内容のものでした。直前のどのレッスン内容よりも充実したソロ演奏で、立派に成長していることを親として実感しました。おめでとう!、天晴れ!と叫びたくなる瞬間がありました。

演奏を終えた後の充実感は格別です。こういう緊張感を実際に体験することは非常に重要だと思います。特に若いうちに経験することは人生の上での財産になると信じております。

今年の夏には、能見台のピアノサロンで、カジュアルな曲目での連弾を披露したいと思っています。ピアノとの闘いは、まだまだ終わることなく続いていきます。

ピアノを生涯の趣味とするタカミンより

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