何故日本酒にそれ程熱くなれるのか?

みなさん、お元気ですか?
最近、 YouTube動画配信では「日本酒のタカミン」で売り出し中です。宜しくお願いします。
都内では、コロナ禍の中で飲食店でのアルコール飲料を飲む機会激減しておりますが、そんな時は、やっぱり家飲みですよね?

ところで、先日、あるビジネス交流会で面識を持った方とのzoom会議で、お互いの仕事の紹介をした際に、その相手の方から、実に素朴な質問が飛んできました。

「髙見さんは、なんで、そこまで日本酒にそんなに熱くなれるんですか?」

「日本酒でなくてはならない理由は何なんですか?」

いやー、ズバッと直球の質問をまともに受けて、なるほど、これは、自分自身にとってもグッドクエスチョンと思った次第です。

今世界的にも人気の高い日本産のウイスキーじゃダメなんですか? 九州の焼酎は? 沖縄の泡盛は? ということになりますよね?
うーん、まず真っ先に頭に浮かんだ、”タカミン”の答えは、、、

国内の日本酒の酒造業界が置かれた業界環境はここ30年近くほぼ右肩下がりジリ貧状態にあり、今後の人口減も相俟って、間違いなく、多くの酒蔵様が消滅、淘汰される流れにあります。
旨い地酒を醸す比較的小規模な秘蔵の酒蔵様が、今後消滅していくかもしれない、と思うと、

ちょっと待ってよ。それは本当に困るし、心底寂しいよ。

その心情的な思いに加えて、日本酒の製造工程を、実際に自分の目で見る貴重な機会を得た時に受けた、衝撃と驚きがありました。
睡眠も儘ならない過酷な労働環境の中で、杜氏が孤独に日々立ち向かう偉大な日本酒造りという大仕事、本当に子育て以上に大変です

それと、何と言っても、神秘的な日本酒の醸造法に惹かれたことにあります。「糖化」と「発酵」がひとつのタンクで同時に行われる世界でも稀な「並行複発酵」という醸造法です。ウイスキーにも、ワインにもない、唯一無二の世界に高く誇れる伝統的な製造方法なんです。実に感動しましたね。

この日本で生まれた大切な財産である「日本酒」を、もっともっと海外に強く発信して、世界中の多くの方々に日本酒の良さ神秘さをアピールしていきたいという純粋な想いが、私自身の日本酒ビジネスを開始するきっかけ・原動力になったのだと、改めて実感しました。

纏めますと、海外販路開拓をお手伝いすることでの酒蔵様の延命と更なる成長・発展の実現、そして何よりも日本酒の神秘的な製造方法を意識した海外でのブランディング活動の実践の2つが、私の日本酒ビジネスに掛ける情熱の源になっているということです。

改めて、先日のzoom面談で、斯様な、素朴で純な質問を敢えて投げかけてくれてその知人に対して、どうもありがとうと、心よりお礼が言いたいですね。

世界のあらゆる食事・食材にマッチする可能性を秘めた食中酒の王としての存在
あらゆる温度帯で楽しめる幅広いフィールドを持った存在
日本各地に眠る秘蔵の酒蔵様が醸す日本酒とその地元の食材とのマリアージュを堪能できる存在
そして最近私が強い関心を寄せているのは、日本の伝統を継承する和菓子とデザート酒の役割を果たす日本酒とのコンビです。

和食コースの締めの飲み物は、日本茶かもしれませんが、その前にデザート日本酒で合わせて、和文化を存分に堪能して頂きたいと思いますね。

益々、日本酒の魅力に惹きつけられていきそうで怖いです。無限の可能性を秘めたアルコール飲料、それが日本酒なんです。
皆さん、もっともっと、日本酒について、新しい発見と学びをしていきましょう。
熱い日本酒ファンの皆様の斬新なアイデアをお待ちしています。

Rユニコーンインターナショナル株式会社
代表取締役 髙見 広行

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です