海外で注目を集める日本産ウイスキー
埼玉県秩父地方にある秩父蒸留所を訪問してきました。
今日はウイスキーです!!
酒販業者というポジションなので、見学が叶いました。
酒蔵見学時は欠かさず飲んでいますが、お仕事なんです!
特に今回は国内ではなかなか手に入らない希少価値の高い上質なウイスキーです。
醸造場の見学後に、一通りの種類のウイスキーの試飲ができたのは貴重な経験でした。
実に味わい深く美味しかった。最近は海外で日本産ウイスキーの人気があるんです。
お酒を作る過程で特に日本酒と大きく違うと感じたところは、ウイスキーは最低でも3年以上寝かせる必要があるところです。
樽に保存するんですが、あえて新品ではない中古製樽を使うことで、以前入っていたお酒の匂いや風味を利用して、独自の個性ある風味や香りを醸し出すことをします。
例えば、ワイン用の樽も使用されることが多いとか。
少し輸出の話をすると
秩父蒸留所は主要国向けには既に輸出実績がありまして、国ごとに取扱輸出業者がいて海外向けの販路は非常に安定しています。
ここ最近の日本産ウイスキーのブランディングには目を見張るものがありまして、日本酒業界としても参考になるところも多いです。
秩父蒸留所はそれほど大きくはないですが、中に入ると清潔感があって、従業員の対応も好印象。
とても大切にそして慎重にウイスキーを醸造している様子が窺えました。
日本酒とは異なる日本産の上質なお酒の製造現場を実際に目にして、非常に有意義で勉強になりました。
まさに、百聞は一見に如かずですね。
(訪問日:2020年12月17日火曜日)