ピアノ練習を通しての「ベートーヴェン」との再会

皆さん、お元気ですか?
9月も下旬に差し掛かりました。本当に2021年はあっという間に過ぎ去っていきそうですね。

ところで、本日は「音楽」、特に「ピアノ」を通じて最近再会したばかりの、あの大作曲家「ベートヴェン」について、触れてみたいと思います。

クラシック音楽界で一番好きな作曲家と言えば、迷うことなく私は「ベートーヴェン」でしたし、今もそれは変わりません。
でも、明確な理由は、特にないんですよ。
最初に聞いたクラシック音楽がベートーヴェンのピアノ協奏曲大5番「皇帝」だったからとか、最も基本中の基本の古典派に属する模範的な作曲家だからとか、作曲した曲そのものが全て真面目で、遊びがなく、愚直にまっすぐなところがいいとか、色々と書けば出てくるのですが、でも「これだ」という明確な理由はないんです。

勿論、生きている時代が異なり、実際に会ったことはありませんし、彼のことは曲を通してしか触れることができないのですが、、、

このブログでも何度か取り上げさせて頂きました娘との連弾ショー」の実現という目標・夢に向かって今年初めから始動し、今年の7月末にその夢が実現しました。

実に不思議な気持ちなのですが、このピアノとの再会を通じて、ベートーヴェンと再会したことになります。
有名な「エリーゼのために」、そして今取り組んでいる大好きなピアノ曲「月光」の第一楽章、どれをとっても彼の個性がモロに現れているんです。
しつこい程の粘着質的な性格諦めずに追い求める純粋な気概、ナルシストプライドのある性格、ネクラな面と孤独を愛する性格、まあ、彼の曲を日々練習していて、いろいろな事を思い巡らし、発見があります。

彼の曲には根底に流れている自分のポリシーというか、コンセプトというものがあり、それは絶対に曲げない、ブレない強い意思を感じます。
そこに自然と惹かれているのかもしれませんね。決して明るくない旋律ですが、彼のそういう頑固なブレないところ大好きです。

そこが、同時代に生きたもう一人の大作曲家の一人、天才モーツァルトと一番異なるところでしょうか?
ただ、明らかに、ベートーヴェンも天才であり、決して苦労人、努力の人という形容では収まらない程の、才能の持ち主だと思いますよ。

さて、タカミンは、今年7月末の娘との連弾ショーに味をしめ、何と来年1月のサントリーホールで行われる発表会に、先日、新曲での娘との連弾を行うことをエントリーしたところです。
これについても、別の機会で、改めて紹介させて頂きます。個人的に非常に楽しみです。

そして、来年2022年7月頃に、今年に続き「親子連弾ショー第二弾」を、今年開催した横浜郊外の能見台のピアノサロンで開催する予定でいます。
こちらは完全なプライベートイベントになります。
そこで、タカミンのソロ演奏の曲目として、ベートーヴェンの「月光」の第一楽章を演奏させて頂く予定です。

夢広がるピアノとの再会、そして何よりもピアノの練習を通して、改めて大作曲家と直接触れ合うことのできる醍醐味が、楽器の演奏にはあります。
これからも、もっともっとベートーヴェンの新たな側面発見できることに、ワクワク感で一杯です。

Rユニコーンインターナショナル株式会社
代表取締役 髙見 広行

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