千葉県御宿町にある酒蔵様を訪ねて思うこと!

先日、千葉県御宿町にある岩瀬酒造様を日本酒好きの友人と2人で初訪問して参りました!

実はかねてより一度訪れてみたいと思っていた酒蔵だったのですが、何度かタイミングを逸してしまったこともあり半ば諦めかけていたのですが、再度人伝てでのお繋ぎもあって、漸く先般訪問が実現した次第です。人のご縁に感謝です。

日本酒の酒蔵は日本全国に隈無く点在しており、勿論関東地方の太平洋に接する千葉県にも数多くの酒蔵様が存在します。現在判明する限り38の酒蔵が県内で醸造を行なっております。

東京駅からJR特急「わかしお」に乗車して1時間30分前後で御宿駅に無事到着。夏の海水浴シーズンはもう少し人混みがあるのかもしれませんが、それにしても御宿駅は特急が停車する駅にしては、駅周辺を見渡してもお店がまばらに存在するだけで、人気のないエリアを目にして、正直意外な印象を持ちました。おそらくゴルフ含め車で移動する方が多いこともあり、電車の駅としては利用頻度があまり高くないということなのかもしれません。

当日は、岩瀬酒造様の代表取締役会長である庄野智紀様に、態々駅まで車でお迎え頂き、車で3分前後の場所にある岩瀬酒造様の酒蔵様に到着しました。因みに、徒歩でも10分前後で到着する便利な場所にはあります。

かつては相応の生産量を誇っていたと思わせる規模の酒蔵様で、歴史を感じさせる藁葺き屋根の家屋や工場の建屋の造りを目にして、この地に長らく定着して日本酒を醸造し続けてこられた意気込みのようなものを感じました。

この千葉県御宿町(おんじゅくまち)にある岩瀬酒造様は、1723年(享保8年)創業の300年以上の歴史を持つ老舗の酒蔵様になります。

代表銘柄の「岩の井(いわのい)」で知られており、日本屈指の「超硬水」仕込みと伝統的な「山廃(やまはい)造り」、そして豊富な「熟成古酒」のラインナップが大きな特徴の酒蔵様になります。

訪問後に挨拶を済ませ、早速事務所内で代表銘柄の数種類のお酒の試飲をしながら、酒談義に花が咲きました。蔵の歴史、岩瀬酒造の酒の特徴・魅力、最近力を入れていること等、岩瀬酒造様の奮闘振りが分かるお話を色々と伺っていて、大変勉強になりました。

超硬水のお酒の特徴を最大限活かしたやや酸味の強さを強調したお酒は、和食のみならず、味の濃い目の洋食にもフィットすると感じました。発想の転換で、個性ある水質を食事の対象領域を広げることで日本酒のファン層を増やしていくというチャレンジングな動きは、個人的に素晴らしいと感じました。

場所柄、決して都内とはそう遠く離れていないことから、イベント等も都内で定期的に開催される等、日本酒マニアの間では知る人ぞ知る知名度のある酒蔵様であります。

試飲後には、基本蔵内の全てのエリアを、庄野様に時間をゆっくり掛けて丁寧にご案内頂き、非常に効率良く配置された蔵内の工程の流れと、綺麗に清掃が行き届いた蔵内の綺麗さには、感動を覚えました。

最後に売店に立ち寄り、看板銘柄の「岩の井」のお酒を2本購入し、蔵を後にしました。

余談ながら、丁度昼時であったこともあり、庄野様に最寄りの寿司屋まで車で送り届けて頂き、そこで「岩の井」を頂きながら美味しい海産物を堪能させて頂きました。

酒蔵訪問の醍醐味は、その蔵の歴史と今どのような考えで酒造りに取り組んでおられるのか、蔵人の方との面着での会話の中から、直接生のお話を伺うことができるところにあります。初心に立ち返り、これからも地道な活動を継続していくことの大切さを改めて痛感しました。

秘蔵の日本酒 高見酒店 店長タカミン(高見 広行)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です