秘蔵の日本酒を守りたい、その為に今自分ができることは何か?
皆さん、お元気ですか?
まだまだ国内では新型コロナの感染状況が収まるところを知りません。先行きがとても心配ですね。
さて、本日は、少し重たいテーマにはなりますが、日本酒のタカミンにとり重要なテーマなので、じっくりと語らせて頂きます。
残念ながら、過去30年近くの日本国内における日本酒の消費量(需要)の推移を見ますと、右肩下がりが定着し、この先もこの流れに歯止めはかからないと見ています。
この先の日本の人口の減少予測も考えあわせると、この下がり方は更に加速化するかもしれません。
更に、最近の若者世代のアルコール離れも顕著になりつつあり、日本酒の製造業者である酒蔵様にとっては、大きな頭痛の種になっています。
秘蔵の地酒、地元で愛され続けてきた上質なお酒(和酒)をこの先もずっと残していきたい、そして、日本酒はそもそも日本文化の象徴的存在であり、そんな大切な我が国の文化遺産を簡単に消滅させるわけにはいかない、という強い使命感が湧いてきます。
タカミンが30年間に亘るサラリーマン生活にピリオドを打ち、新しいビジネスを自分自身で構築していこうと思った矢先に、目の前を過ったのが、日本酒のボトル群の映像でした。なぜ、その日本酒の映像が過ったのかは全く不明ですが、それは実に運命的な遭遇でもありました。
タカミンが日本酒業界に対して貢献できることとは? それは永らく駐在していた海外での生活経験とそこで得た貴重な人脈・コネクションを活用し、海外での有力な販路を紹介し、異国の地での日本酒のブランディング活動に注力すること、、、これだ、と思った瞬間でした。
今でも忘れません。あの瞬間を。
ニューヨークマンハッタンの中心街にある、タカミン専属の日本酒テイスティングバーのイメージ映像も頭に浮かびました。
そこで、日本文化を大々的に紹介するイベントを開催、勿論、タカミンセレクトの日本酒を紹介する場所として、地元ニューヨーカーで賑わう光景が頭に自然と浮かんできます。
米国金融業界に勤める富裕層、一流のアート系の芸術家、ダンサーやミュージシャン、ミシュラン星付きのレストランのワインソムリエの方々に向けて、日本酒の魅力を存分にアピールするには、この上ない舞台設定であり、世界に向けて強烈な情報発信をするには最高の場所だと思っています。
そして、その日本酒テイスティングバーで、毎年年末に開催される、世界の日本酒愛好家が選ぶ、真の日本酒実力ナンバーワンを決めるイベントの開催・実現も今から非常に楽しみです。
大変おこがましいですが、「秘蔵の日本酒を守りたい、その為に、自分自身ができることは何か?」、その思いで、今、日々の仕事に従事しています。
この先、何100年、何1000年も生き残っていける可能性のある、我々日本人の宝「日本酒」の灯を絶対に消し去るわけにはいかないのです。
これからも秘蔵の日本酒発掘の活動を地道に継続し、この先自分が死ぬまで生涯に亘って、日本酒の存続に少しでも貢献していきたいと考えています。
どうか皆さん、宜しくご支援の程、お願い致します。
Rユニコーンインターナショナル株式会社
代表取締役 髙見 広行