大阪でも法務/与信管理研修ミニ基礎講座を開催
今月初旬に東京の某所で、顧問として所属するグループ会社の営業マン向けに、掲題の研修を開催したばかりですが、今週の月曜日&火曜日の2日間に亘り、今度は大阪の某所にて、同じ内容の基礎講座研修を、オンライン参加者を交えてのハイブリッド方式にて、合計80名前後を対象に、盛大に開催しました。
研修内容は、主に卸業者に所属する営業マンを対象にした基本レベルの研修であり、1コマ90分の計2コマから成る基礎講座研修になります。
商取引に係る契約管理面の話、そして卸業者としては肝となる与信管理の話について、様々な過去の実体験の話も随所に盛り込む形で、あっという間の合計3時間に亘る研修を終えることができました。尚、研修の途中で、参加者の皆さまからコメントや意見を直接聞きながら、極力対話形式で進めるように心がけました。
与信とは何か?身近な事例を取り上げて、個人ベースでも与信行為を行っていることを認識して頂き、それを会社での商行為における話に置き換えて説明、更には与信管理を実践する上で最重要ツールとなる、取引先毎に設定される<信用限度の遵守の大切さ>について、強く訴えてきました。
「如何なる事情があっても、取引先に対する債権残高は、常にそして絶対に、予め設定された<限度>を超えてはならない。」
このような基本知識を植え付けていくことを目的にした研修は、何度も定期的に繰り返し実施していくことが重要であり、これからも機を見て、斯様な「啓蒙活動」を顧問として地道に実施していく所存です。
与信管理コンサル 髙見 広行