4年振りに愛媛県松山市道後温泉地区を訪ねて!







この度、4年振りに、出張を兼ねて四国愛媛県松山市の道後温泉を訪れ、時間を見つけて温泉にも浸かって、身体の方もリフレッシュして参りました。
メジャーな温泉地ということで、多方面からの外国人観光客の姿もかなり目立ちましたが、面白いことに、日本人の観光客並びにビジネス出張組については、関東首都圏に住む東京からの訪問者が圧倒的に多いとのことです。その理由としては、東京からの移動時間が羽田空港からの松山空港までの1時間強に加えて、空港リムジンバスで松山市内までは30分〜45分程度と至近距離にあることが大きな理由のようです。極端な話、同じ四国の香川県・徳島県・高知県から電車&バス(車)で移動してくるよりも便利で時間も同じか短いという事情があるようです。不思議な現象ですね。
さて、今回の出張の目的は色々とあったのですが、その中でも日本酒ビジネスに関連して、現在弊社のECサイト「秘蔵の日本酒 高見酒店」で商品を掲載させて頂いている日本酒を醸造している取引先の酒蔵様「水口酒造株会社」が、まさにその道後温泉地区にあることが大きな理由の一つであり、実に2021年7月以来の約4年振りに表敬訪問して、コロナ禍の期間、そしてコロナ禍が明けてから現在に至るまでのビジネス環境(特に地元での日本酒の売れ行き状況や、海外向けの輸出への取組状況等)について詳細なお話を伺うこと、更には今後の取組において弊社が協業できることはないかを探ること、また今後日本酒イベントを首都圏で開催することについてもじっくりと意見交換を行わせて頂きました。
実際に今回お会いした方は、広報・販売推進部長と杜氏のお二人でした。杜氏の方とは今回初めてお会いし、挨拶をさせて頂き、蔵の玄関の所で記念撮影までさせて頂きました。「仁喜多津」という主力銘柄で日本国内で清酒を販売している他、地元では特に知名度の高い「道後BEER」というビールを販売、他にジン、ラム酒も生産されています。そして製氷業にも従事されており、比較的コンパクトなスペースで、効率良くオペレーションをされているという印象を持ちました。
また、酒蔵に隣接する形で、各種試飲ができるスペースとお酒とグッズの売店が併設されており、その建物の中には少し座って休めるスペースも用意されています。更には、今回夜に会食させて頂いた場所は、直営の道後麦酒館という道後温泉本館の横にある飲食店で、ビール以外にも日本酒もメニューに用意されており、つまみと共に美味しく頂くことができました。そして締めは、地元名物の「(宇和島式)鯛めし」を頂き、大満足の時間を送らせて頂きました。
やはり、酒蔵様との関係構築・維持には、対面でのリアルでの会話が重要であることを、今回改めて痛感しました。また近いうちに、松山市には訪問してみたいと強く思いました。
今年中には、首都圏で、「仁喜多津」の会を開催できるように、準備を進めていく所存です。その際には、酒蔵様からも現地参加を呼びかけ、場を大いに盛り上げたいと考えております。
四国の酒は、決して高知だけにあらず、愛媛県も決して負けないと見ており、食材によってはフィットする酒質ではないかと考える次第です。
この度は、水口酒造様には、大変お世話になりました。この場を借りて、心よりお礼を申し上げます。
秘蔵の日本酒 高見酒店
店長:唎酒師タカミン(髙見 広行)