馬主向けワンストップトータルサポートビジネスの今後の展開と方向性について②
みなさん、お元気ですか?
前回に引き続き、馬主向けワンストップトータルサポートビジネスの第二弾のご案内となります。
前回は『海外富裕層の馬主の方々が日本の競馬界に参加することのメリット』について、解説しました。
まだ、読まれていない方は良かったら下記リンクからアクセスしてみてください。
今回は『国内の富裕層から成る投資家の方で、これまで馬主経験がない方』向けのビジネスの概要についてお話しします。
知らない方もいるかもしれませんが、コロナ時代は限られた部分でバブル現象が起きています。
東証の株価動向は一時的に異常な値上がりを見せ、バブル時代を彷彿とさせる値段をつけました。
そして、私が2020年夏に訪れた北海道での競走馬のサマーセールでのセリでの落札価格は、事前の予想を大きく覆し、何とその前年を大きく凌駕する好況ぶりを示しました。
行き場を失った投資資金の一部が、競走馬への投資となって現れたわけです。
実に不思議な現象です。
「馬主って、そんなに儲かるの?」
「他の投資商品と比較してどんな特徴があるの?」
と気になる方も多いのではないかと思います。
そんな、これから馬主になりたい方々のために、疑問にお答えしたいと思います。
まず、投資リターンという切り口で見ます。
例えばインデックス型の投資信託などと単純に比較しますと、大きく劣ります。
そもそも、馬主の投資期間は、長いスパンで見る必要があり、半年や1年で結論付けることは不可能なんです。
これは競走馬の現役活動期間とも関連していますが、最低でも投資を見極めるのに5年間は必要です。
地方馬主の場合は所得水準が年間5百万円あれば、馬主になる為の申請基準は通るので誰でもなれるという気軽さがあります。
弊社ではリスクヘッジとして、「共有馬主」になることを推奨しています。
例えば、一頭を5人から10人で共有するという意味です。リターンの金額も低くなりますが、リスクも分散されます。
特に地方競馬のメインレースはダート競走であるということも、地方馬主をお勧めする大きなポイントです。
中央競馬仕様の芝馬に対して、競走馬の市場価格が全体的に安く、事前の目利きと綿密な調査次第では、リーズナブルな価格で競争力のあるダート馬を購入することができます。
地方競馬でデビューした馬が結果を出して中央競馬に進出し、大きく活躍することもかなり多いです。
例えば、ハイセイコーやオグリキャップなどの名馬はいずれも地方競馬の出身馬です。
そして、ダート馬でも海外の大きなレースに挑戦できる選択権を持っています。
一番大きなレースとしては、米国3歳馬のクラシック三冠レースの頂点であるケンタッキーダービーがあります。
過去にも日本馬が挑戦した実績はありますが、まだ勝利を挙げるには至っていません。
自分の所有馬が、例え共有馬であったとしても、もしケンタッキーダービーに出場して、日本馬初の勝利を手にしたら、どうでしょう???
ワクワクしてきますよね。
そうです。馬主には夢があるんです。
馬主の投資の種類ですが2種類あります。
一つは競走馬の購入です。地方馬の購入額は最低でも500万円は覚悟した方が良いと思います。
そしてもう一つが、一般的に育成・預託料と言われるランニングコストです。
そしてこのランニングコストの目安は、一頭あたり毎月35万円程度かかり、セリで落札してからデビューまで約1年かかることから、育成・預託費として、420万円程度かかるということです。
初期投資を整理すると一頭につき、購入額500万円+育成・預託費420万円=920万円です。
これに、競走馬保険料や諸々の治療費や検査費がかかるとので、ざっと見て、デビューするまでで1,000万円程度かかることになります。
流石に宝くじでも当たらない限り、普通の方であれば、躊躇する金額ではありますよね?
でも、共有馬主で10人で10頭を共有したらどうでしょうか?
10頭の共有馬主になった場合、デビューまでの初期投資額は1,000万円で変わりなくても、所有馬の数が10頭に及ぶことになり、リターンの主軸であるレースでの勝率が大きく上がります。
事前に10頭を購入すると決めた場合には、種牡馬や性別、適正能力等により、タイプの異なる馬に分散して投資することで、自ずと10頭のうち、3頭でも好成績を上げることができれば、投資採算は大きく改善することになります。
誤解なきように申し上げますが、だからと言って、リターン率が100%を上回る(投資額全額回収)ことが、決して保証されているわけではありません。
馬主は、「道楽ビジネス」と言われる所以ですね。
でも、他方で、大化けした場合の、リターンの上限は無制限です。これが夢、ロマンに繋がる部分です。
現在、Rユニコーンインターナショナルでは、ビジネスパートナーと連携して、馬主向け投資ビジネスの採算分析、ストップロスの設定方法(投資の見極め基準)の提示を検討しています。
これから馬主になりたいと思われている方々向けには、その資料を提示して、詳細にご説明させて頂く予定です。
今後馬主になりたいと思われる方が、もしみなさんの周辺にいらっしゃいましたら、ぜひ弊社のことをご紹介下さい。
気になることがありましたら、いつでもお気軽にご相談下さい。
髙見広行