新型コロナオミクロン株との闘いを見据えて

皆さん、お元気ですか? 1月も中旬に差し掛かりました。
さて、ここにきて、新型コロナの変異株「オミクロン株」の猛威の影響で、日本においても全国的に見て、感染者数の爆発的な増大傾向が見られています。
デルタ株との対比で見て、重症化率の低さとか、ウイルス潜伏期間の短縮など、収束に向けた動きも早く訪れるのではないかとの楽観的な報道も色々と為されています。
ただ、そのような情報には、明確な根拠に乏しい憶測に基づくものも多く、決して楽観視することは慎まなければならないと思っています。

昨年1年間を通して、あまりにも国民全体にコロナ慣れという現象が現れており、コロナ恐るに足らずという思い込みが蔓延してきていると思われます。
勿論、飲食店だけの営業継続が感染症増大の原因ではなく、様々な要因が重なって起きている事象であり、短絡的に今後、飲食店への休業要請を出せば事足りるわけではないと考えています。

それにしても、この新型コロナとの闘いはいつまで続くのでしょうか?
本当に次から次へと新しい変異株が登場し、その都度ワクチン対策を考えていかなけばならないということなのでしょうか?
世界的な規模で同時進行しているこの新型コロナ感染症。世界に目を向けてみると、感染者数の規模が日本と比較して全く桁違いの話になっています。

三回目のワクチン接種の促進、オミクロン株の後に訪れるであろう新たな変異株の登場への備え、感染者対応の医療施設の充実非感染者の日常生活への対処方法の確立等、日本政府や地方公共団体が今後為すべきことが山ほどあることは明白です。
また、こうした感染者数の増大を受けて、幼稚園や小学校、中学校の休校の可能性の増大や、家族等の感染を受けての「濃厚接触者」への対応方針の明確化は、更に重要なものとなってきており、特に医療従事者に対する細かなフォローアップは絶対に欠かせないものとなってきています。

東京でも1日当たりの感染者数が近く1万人を超えるとの噂も数多く出てきています。
この結果、2月から3月辺りが結構ピークになるかもしれません。
2022年も引き続きコロナとの闘いの1年になることを想定して、我々国民も色々と知恵を絞りつつ、新しい生活様式もっともっと積極的に確立していく必要があると思います。

下を見ることなく、上を向いて、胸を張って生活していきましょう。
コロナとの闘いは短期戦ではなく、10年スパンで考えていく必要があるかもしれません。長期戦の視点でこの闘いに一致団結して臨んでいくことが、全世界の人々にとって求められ、そのようなアナウンスを日本政府も行なっていく必要があると個人的には思っております。

どうか皆さん、この闘いに絶対に勝ち抜きましょう。その先には、きっと明るい未来が広がっているはずですから。

Rユニコーンインターナショナル株式会社
代表取締役 髙見 広行

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