新型コロナの感染拡大の影響を受けて一言
皆様、お元気ですか?リスク管理コンサルタントの髙見広行です。
既に連日のニュース等で報じられております通り、新型コロナの感染拡大の影響が日本でも顕著に出てきております。先日、東京オリンピックの延期が正式に決定した直後より、都内での感染者数もうなぎ上りに増加傾向にあり、まさに日本の大手企業の決算年度の始まりを直前に控えて、深刻な状況に直面したことになります。
御多分に漏れず、起業直後の弊社の新規ビジネスの船出もこの影響をまともに受けまして、立ち上がりの時期の出鼻を大きく挫かれた状況にあり、正直最初から厳しい試練を負わされたと言っても過言ではありません。
弊社の掲げる日本酒ビジネスの仕向地として考えておりました米国ニューヨークのマンハッタン市場における飲食店の状況は極めて深刻な状況に陥っており、実質的に営業停止状態になっております。回復までにどの程度の時間を要するのか全く予想がつかない状況であり、少なく見積もっても、1年は掛かるものと思われます。
今回の新型コロナの感染拡大の現象は、リスクマネジメントの難しさを改めて我々人間に対して突き付けてきたと言っても過言ではありません。想定外のリスク、それは温暖化を伴う異常気象や大地震の発生、火山噴火、テロ、株価暴落、大国同士の経済制裁合戦等、様々なものが含まれていますが、今回の事象は、何よりも世界的な規模で同時進行で進んでいるという事が大きな特徴と考えられます。
他方で、斯様な状況を受けまして、既存の概念を超越した新しいビジネスモデルが創出され、新しい価値観の下で世の中に付加価値を提供してくれる企業も、必ずや数多く出現してくるものと期待しています。危機は逆に好機を産み出す機会でもあり、ネガティブに捉えてばかりいては、一向に道は切り拓けません。弊社自身も、初心に立ち返り、世の中の皆様に少しでも貢献できるような視点を持って、地道に前進して行きたいと考えておりますので、今後とも引き続き宜しくご指導、ご鞭撻の程、何卒お願い申し上げます。
Rユニコーンインターナショナル株式会社 代表取締役社長 髙見 広行