今年開催の日本酒イベントを振り返って思うこと
皆さん、今年も師走に入りました。時の流れは本当に早いですね。
今年の特徴は春夏秋冬の内、春と秋が短かったことにあります。現時点でも日中は都内では結構気温も上昇し、冬着では少し暑さを感じてしまいます。
暦年ベースでの2024年度に開催した弊社主宰の日本酒の会は合計で4回(5月、7月、8月、11月)、ナンバリングされている会としては、第十二回〜第十五回ですが、内、7月の第十三回は大阪で、そして直近の第十五回は名古屋で、それぞれ初開催となりました。決して自分の馴染みのある場所ではないものの、過去にビジネス上出会った方々の支援に支えられ無事に開催することができました。
他方で、都心部での開催地として、これまでに既に開催実績のある六本木と藤沢をセレクトし、共に盛り上がりを見せたイベントになりました。
上記四回の会で取り上げましたのは、時系列的に見て、丸山酒造(埼玉県)、谷口酒造(京都府)、権田酒造(埼玉県)、岩波酒造(長野県)の四蔵で、それぞれが特色と個性を持った秘蔵の日本酒を醸す酒蔵様でした。
またナンバリングを付している会とは別に7月には、スペシャルイベントとして準ホームグランドである横浜市能見台のピアノサロンにて「音楽と日本酒の会」という異色のイベントも開催し、そこでは大分県と愛媛県の日本酒を主に紹介させて頂きました。また、主宰者タカミンもそのイベントでピアノのソロ演奏を披露させて頂きました。
私は、日本酒は「人と人の心を繋ぐ潤滑油」と思っています。
今後、秘蔵の日本酒をもっともっと広めていく意味でも、この種のイベントは重要な存在であると同時に、日本酒はその場に集まった方々お一人お一人の心を繋ぐ架け橋的な存在になりうるものと自負しております。
日本酒の効能として、より人間の心を大きく開かせ、自分の気持ちを曝け出させる、そしてその結果、参加者の方々同士で、人との繋がりに喜びを感じ取れる場所に仕立てることこそが、イベント主宰者の責務であると考えています。
2025年度も、引き続き日本酒イベントの開催は継続していきたいと考えています。同時に、音楽と日本酒の会の第二弾の企画や、過去に2度程開催した実績のある「日本酒とワインの飲み比べ会」も是非ともまた開催したいと考えています。
そしていつの日か、海外においても、弊社主宰の日本酒イベントを企画・開催することが目標です。
引き続き地道にそして愚直に邁進していく所存ですので、皆様からのお力添えを賜れますと誠に幸甚です。
秘蔵の日本酒 高見酒店
店長:唎酒師タカミン(髙見 広行)