祝リナチャン競走馬生活を卒業!<第二の人生への旅立ちを迎えて>
遂にこの時が来ました。かねてよりご案内していました通り、地方競馬の佐賀競馬所属の所有馬リナチャン(6歳牝馬芦毛)が先日10月13日(月)夜に出走したレース(第8レース1400m)を最後に、サラブレッドとしては現役引退となりましたことを、此処に正式に報告致します。
レースの結果は、最後まで頑張って走るも、10頭立てで8着に終わりました。第8レース、馬番8番、順位は8着と、偶然にもトリプル8となり、末広がりの今後の幸運を予感させる結果となりました。









そして、レースの翌日には、九州の地元の乗馬クラブへ移動すべく、佐賀競馬場の東眞市厩舎を退所しました。
リナチャンの第二の人生の門出を祝して、そして、2021年7月に北海道の門別競馬場でデビューして以来、これまで通算71戦のレースの完走を祝して、心より馬主として拍手を送りたいと思います。本当にお疲れ様でした。
以下は、リナチャンのこれまで出走したレースの着順集計結果と競走履歴になります。
今後は暫く馬主活動は休止しますが、また機会を見つけて、再チャレンジしてみたいと思っています。そう思わせてくれたのも、リナチャンとの出会い、そしてリナチャンの奮闘振りに感動を覚えたからです。大きな怪我もなく、月2回の頻度でのレースへの出走は、過酷であったと思います。無事これ名馬なり、まさにその言葉通り、私自身の期待を大きく上回る実績を積み重ねてくれました。
地方競馬とは言え、生涯1勝を挙げることの難しさはよく言われることですが、そんな中で、レース生活4年間強で通算4勝を挙げたのは実に立派です。
これまで、多くの競走馬関係者の方々より、多大なご支援とサポートを賜りましたことを、この場をお借りして、心よりお礼申し上げます。
近い将来、乗馬デビューしたリナチャンと再会できることを今から楽しみにしております。第二の人生もエンジョイしてね。
私の2人目の娘(次女)のような気分で、今後も温かく彼女のことを見守っていきたいと思います。
地方馬主 髙見 広行