長嶋茂雄は永久に不滅です!

去る2025年6月3日に、燃える男、ミスター長嶋茂雄氏が永眠されました。享年89歳。

今年に入り、最近テレビで度々見かけることがあっただけに、ちょっと想定外の出来事のような感じがしました。丁度私は所用で外出していたこともあり、そのニュースを携帯で目にした時、遂にこの時が来たか、という何とも言えない悲しく、寂しい気分になりました。

私自身が幼少の頃、野球に真剣に打ち込んだきっかけとなったのは、紛れもなく長嶋茂雄の存在無くして語ることができません。

それ位、ミスターの存在感の大きさは絶大なるものがありました。今のプロ野球界には存在しない真のスーパースターであったということです。

それに加えて、王貞治というホームラン王が同じチームに存在していた当時の巨人軍は、絶対的な実力を兼ね備えた強力なチームであっただろうと容易に想像ができます。

長嶋茂雄氏は、私の亡き父と同じ年生まれであり、誕生日も近く、それでいて大学は違えど、同じ東京六大学に在籍し、更には亡くなった日(命日)も2日違いと、何だか自ずと親近感が湧いてきます。

さて、過去のブログ記事を検索していて、発見したのが、以下の投稿<「燃える男」長嶋茂雄との思い出を語る>になります。投稿の日付は、今からおよそ3年前の2022年4月13日。何故、このタイミングでこの記事を書いたのか、明確な理由は不明ですが、その時何かに掻き立てられて書いたのだと思います。今回、改めて過去の投稿記事をここでも引用させて頂きたいと思います。

どうか、安らかに天国でお休みになって下さい。私の心の中では、「長嶋茂雄は永久に不滅です」。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ブログでは少しご無沙汰しています。お元気ですか?

以前ブログで配信しました通り、私は小学生時代、熱血野球少年でありました。最近、元プロ野球選手がYouTube動画を配信されている機会が多く、中でも元巨人軍の江川卓投手を筆頭に色々な番組があります。

そんな中で、やはり私の少年時代の朧げな記憶の中にあった、あのスーパースター、「燃える男」の読売巨人軍の長嶋茂雄選手の記憶が突然舞い降りてきました。

実は、彼の現役選手時代の最後の年(1974年)の9月頃に、私は生で一度だけ彼が出場した試合を観戦したことがあります。私が8歳になる小学3年生の時、丁度本格的に野球を始めた頃だったんです。亡き父に連れられて、2人で訪れた川崎球場。当時のホームチームであった大洋ホエールズ(現横浜DeNAベイスターズ)対巨人の公式戦であったと思います。しかも雨模様の天気でした。今思うと、自分自身にとっては非常に貴重な経験となりました。

既に引退が報じられていたこともあり、レギュラーではなく、後半の場面での代打での出場でありました。その時の球場内の歓声というか、声援の大きさは物凄いものがありました。今でもその時の異様な声援の大きさだけは、自分の記憶のどこかに鮮明に残っています。

そして、あの引退試合後の引退セレモニーの中で、長嶋選手がスピーチで「我が巨人軍は永久に不滅です」と挨拶した映像は忘れられません。

プロ野球というジャンルを超越したスーパースターが、現役を去る瞬間でした。記録より、記憶に残る名選手でした。長嶋・王というONが存在したからこその、アンチ巨人という言葉が生まれたのだろうと思います。それだけ、長嶋茂雄の存在は、偉大であったということです。

今も存命で、身体面で不自由さが残っているものの、立派に生きておられるのは素晴らしい。

野茂にも、イチローにも、松井にも、大谷にもない、輝きが長嶋茂雄にはあったと思います。ふと思い出した過去の出来事でしたが、今回、敢えてブログで語らせて頂きました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

リスク管理コンサル 髙見 広行

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です