倒産増加傾向の中で「与信管理研修」が開始!

東京都内では桜満開の時期も過ぎ、これから本格的な春を迎えます。日本企業の多くが新年度を迎え、新卒の新入社員の方々がフレッシュな息吹を感じさせる時期となりました。
さて、そんな中で、昨年2024年度の年間倒産件数が11年ぶりに1万件を突破するという報道にもあります通り、間違いなく日本国内の与信環境は悪化の傾向を辿っており、この流れは足許の2025年度も間違いなく継続していくと見られています。物価高・人手不足(後継者不在)の要因がその背景にあり、更には金利負担の増加が今後重しとなって現れてくる借入過大企業にも注意が必要な状況です。
ましてやここにきて世界を賑わせているトランプ関税問題の余波もあり、国内外の経済環境の不透明感が高まってきています。世界規模での株価の乱高下はまさに異常事態であると言わざるを得ません。
今回、弊社のあるお客様より、斯様な環境下において、改めて基本に立ち返り、「与信管理研修」を開催して欲しいとのご依頼を受けました。
来週より、順次東京本社を含む全国の各拠点にて、「与信管理研修」を開催していくことになります。90分2コマを1セットとして、計8回の研修を対面形式を主軸に据えて行います。「与信」「信用リスク」という基本概念の理解から、与信管理制度を社内で維持していく為に必要なアクションの説明、新規先との取引開始に際しての注意点、決算書を取得できない場合の対処方法など、合計3時間に亘り、徹底的に与信管理の基本について、丁寧に分かりやすく説明・解説を行う予定です。
因みに、決算書の提示をお取引先様に正式に依頼・要請する場面を想定したロールプレイングもこの研修の中で実施する予定でいます。
会社様毎のご要望に従い、カスタマイズされた与信管理研修メニューを提示できる点が、弊社が提供する研修プログラムの最大のメリットであり、できるだけ実践に役立つ内容を多く盛り込んでいる点もあって、これまでも総じてお客様から高いを評価を頂いて参りました。
今後もこの現在の与信環境の中で、皆様のお役に立つ研修プログラムを用意していきたいと考えておりますので、引き続き宜しくお願いします。
与信管理コンサル 髙見 広行