「燃える男」長嶋茂雄との思い出を語る

ブログでは少しご無沙汰しています。お元気ですか?

以前ブログで配信しました通り、私は小学生時代、熱血野球少年でありました。最近、元プロ野球選手がYouTube動画を配信されている機会が多く、中でも元巨人軍の江川卓投手を筆頭に色々な番組があります。

そんな中で、やはり私の少年時代の朧げな記憶の中にあった、あのスーパースター、「燃える男」の読売巨人軍の長嶋茂雄選手の記憶が突然舞い降りてきました。

実は、彼の現役選手時代の最後の年(1974年)の9月頃に、私は生で一度だけ彼が出場した試合を観戦したことがあります。私が8歳になる小学3年生の時、丁度本格的に野球を始めた頃だったんです。亡き父に連れられて、2人で訪れた川崎球場。当時のホームチームであった大洋ホエールズ(現横浜DeNAベイスターズ)対巨人の公式戦であったと思います。しかも雨模様の天気でした。今思うと、自分自身にとっては非常に貴重な経験となりました。

既に引退が報じられていたこともあり、レギュラーではなく、後半の場面での代打での出場でありました。その時の球場内の歓声というか、声援の大きさは物凄いものがありました。今でもその時の異様な声援の大きさだけは、自分の記憶のどこかに鮮明に残っています。

そして、あの引退試合後の引退セレモニーの中で、長嶋選手がスピーチで「我が巨人軍は永久に不滅です」と挨拶した映像は忘れられません。

プロ野球というジャンルを超越したスーパースターが、現役を去る瞬間でした。記録より、記憶に残る名選手でした。長嶋・王というONが存在したからこその、アンチ巨人という言葉が生まれたのだろうと思います。それだけ、長嶋茂雄の存在は、偉大であったということです。

今も存命で、身体面で不自由さが残っているものの、立派に生きておられるのは素晴らしい。

野茂にも、イチローにも、松井にも、大谷にもない、輝きが長嶋茂雄にはあったと思います。ふと思い出した過去の出来事でしたが、今回、敢えてブログで語らせて頂きました。

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